HIDはシールドビームを駆逐する

シールドビームとは自動車や鉄道に通じていなければ聞き慣れないものだが、自動車や鉄道の前照灯(ヘッドライト)や尾灯に使われている白熱電球の一種である。シールドビーム誕生前は通常の白熱電球が使われていたが、在来の鉄道車両でもシールド化が進んだ。そして21世紀にはHIDがシールドビームを駆逐しようとしている。HIDが前照灯に、LEDが尾灯などに使われ始めたのだ。
クリスマスが近づくと、あちこちで電飾がきらめくようになる。電飾と言えば今はLEDが主流なのではないだろうか。LEDが実用化されたことにより、様々なニーズに応えられるようになった。例えば、電飾、電光掲示板、信号機…等々多種多様な場所で活躍している。特に、信号機を従来のものから変更することで、太陽光などの影響を受けにくくなったことが良い。
 ◇早稲田実、早大学院も8強
 第93回全国高校野球選手権大会の西東京大会(都高野連、朝日新聞社主催)は24日、神宮球場と神宮第2球場で4回戦の残り4試合が行われ、早稲田実、日大三、早大学院、佼成学園が勝ち、8強が出そろった。
 今春のセンバツ4強の日大三は八回に8点を挙げて突き放し、日野に八回コールド勝ち。春の都大会準優勝の佼成学園も七回コールドで八王子実践を制した。早大学院は工学院大付の猛追を振り切り、早稲田実は昭和に競り勝った。
 25日は、東大会の5回戦の残り4試合が行われ、両大会の8強が出そろう。【中川聡子、黒田阿紗子】
 ◆西大会
 ▽4回戦
 【神宮】
早稲田実
  020000000=2
  000000100=1
昭和
 (早)内田−永岡
 (昭)奥村−大河原
▽三塁打 湯沢(昭)
▽二塁打 安田、内田(早)
日大三 00160008=15
日野  00023010=6
 (八回コールド)
 (三)関、斉藤、吉永−鈴木
 (日)杉本、筒井、馬籠、中出−長谷部
▽本塁打 鈴木、菅沼(三)佐々木(日)
▽三塁打 清水(三)
▽二塁打 畔上、高山2、横尾、菅沼(三)柴田、金子(日)
 ◇強豪に一歩届かず
 ○…日大三に0−7と引き離され迎えた四回裏。日野の4番・佐々木千隼選手(2年)が2点本塁打を放つと、ベンチの雰囲気はがらりと変わった。「絶対に逆転できると確信した」と佐々木選手。
 五回裏には、マウンドに登った日大三のエース・吉永健太朗投手(3年)を攻略。140キロ後半のマシンで「吉永対策」の練習を積んできた成果が出て、3点を奪った。
 逆転のチャンスは七回裏に回ってきた。1点を加え、6−7と1点差に迫り、球場全体が興奮に包まれる。2死満塁で打席に立ったのは筒井剛選手(3年)。「必ず決める」と決意して打席に立ったが、ボール球に手を出し、三振に終わった。
 八回に日大三の猛攻に遭い8失点でコールド負け。佐々木選手は「強豪校のギリギリの勝負強さに圧倒された。後半の精神力が足りなかった」と敗因をかみしめた。
工学院大付
  000200014=7
  31001211×=9
早大学院
 (工)中島、加藤、鳥海−榎田、武田
 (早)小野、田中−高山
▽二塁打 茂呂(工)赤川、永野(早)
 ◇期待の打撃で結果
 ○…早大学院を最終回に2点差まで追い込んだものの惜敗を喫した工学院大付。原動力となったのは5番・茂呂拓哉選手(3年)の4打数3安打5打点の活躍だった。
 4点を追う四回表に2点を返し、6点差で迎えた八回表には犠飛で1点を追加。さらに九回表2死満塁の場面で中前適時打で2点を加え、2点差にまで追い上げた。茂呂選手は一塁上で「自分が生還すれば同点だ。頼む」と祈るような思いで次打者を見つめたが三振。塁上で崩れ落ちた。
 「お前たちはここ十数年で一番弱いチームだ」。春先の練習試合で負けが続き、開幕前にOB会が開いてくれた激励会では叱咤(しった)され、「昨夏の16強以上の成績」が目標となった。8強進出はあと一歩のところで及ばなかったが、茂呂選手は「ここまでこられてうれしい。期待された打撃で結果を出せてよかった」とあふれる涙をぬぐった。
 【神宮第2】
八王子実践
  0000000=0
  060010×=7
佼成学園
 (七回コールド)
 (八)今藤、岩井−柳川
 (佼)溝口−三輪
▽本塁打 黒沢(佼)
▽二塁打 山下(佼)
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 ■白球譜
 ◇「気負わず我慢」に自信−−早稲田実(3年)内田聖人投手
 辛くも1点差で昭和を振り切った早稲田実。好機に得点できず14残塁を記録し、和泉実監督は「肝の冷える試合展開だった」と振り返る。我慢比べの試合を支えたのは主戦内田聖人選手(3年)の安定したピッチングだ。
 昨秋の都大会は初戦敗退。悔しさをバネに体幹トレーニングを重ね、「同じフォームで投げれば同じ所にボールが行く」と確信できるまでに制球力も速球も身につけた。先輩の斎藤佑樹投手(日本ハム)が甲子園決勝で力投した映像を見て、マウンドさばきや投球の間の取り方を学び、精神面も鍛えた。
 七回裏1死三塁のピンチでは、スクイズを決められた。自ら捕球した瞬間、「0点に抑えたい」と欲が出て、本塁へ送球してしまった。「落ち着いて一塁に投げて確実に1死を取るべきだった」と悔やんだ。それでも後続の打者を自慢の直球で三振に仕留めるなど落ち着きを取り戻し、1点差のまま迎えた最終回も、直球勝負で3者凡退に。「自分が気負わず我慢強く投げられれば、優勝できる」と自信を深めた。
 ここまで早稲田実は打撃で圧倒して勝ち上がってきた。「今日のような試合を乗り越えられなければ優勝できない」と和泉監督。甲子園に向けた早稲田実の熱い夏は、まだ終わらない。【中川聡子】
〔都内版〕

7月25日朝刊

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